ホーム > 障害年金を受け取るための3要件

障害年金を受け取るための3要件

障害年金を受け取るために必要な条件は以下の3つです。

1.初診日の特定

一般的に「初診日」というと、「はじめて病院に行った日」や「正式にお医者さんから診断名を通知された日」と思われがちですが、そうとは限りません。
障害年金の世界では、健康診断日が初診日であったり、相当因果関係がある傷病の初診日が、障害年金請求の上での初診日となったりすることもあります。

たとえば、糖尿病に関する病気では、血液検査などで高血糖を指摘され、詳しい検査が必要と他の病院への転院を勧められたとします。その後、糖尿病の合併症により人工透析をするようになったという場合には、一番最初の、血液検査の日が初診日となったりします。

また、精神疾患の病気では、憂うつ気分が生じたため病院を受診したら「神経症」と診断され、その後、憂うつ気分が治らず転院したら「うつ病」と診断されたというケースがよくあります。この場合は、「神経症」と診断された病院での受診日が初診日となったりします。

この「初診日」は、障害年金請求の第一歩であり、下記の理由から非常に重要な意味を持っています。

① 初診日に、国民年金、厚生年金、共済年金など、どの年金制度に加入していたかによって受け取れる
  年金制度が異なります。

② 初診日の前日が保険料納付要件を見るための基準日になります。

③ 初診日を特定することによって、障害認定日(原則として、初診日から1年6ヶ月経過した日)
  決まります。

2.保険料納付要件

【原則】
初診日の属する月の前々月までに被保険者期間の3分の2以上が保険料納付済期間で満たされていること。
【特例】
初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の滞納がないこと。

「原則」と「特例」がありますが、実際にはまず、直近の1年間に滞納がないかを確認します。滞納がなければ、それで保険料納付要件はクリアです。もし滞納があれば過去の被保険者期間すべてを確認し、3分の2以上納めているかをチェックします。つまり、直近の1年間さえきちんと保険料を納めていればこの条件はクリアということです。

※ただし納付要件は、初診日の前日において満たしていなければいけないので、初診日以後に遡って納めていなかった保険料を追納しても、その分については保険料納付期間とは認められません。

3.障害認定日要件

障害認定日において、障害年金の対象となる障害状態に該当していることが必要となります。

「障害認定日」とは障害の程度を認定する日のことで、原則として初診日から起算して1年6か月を経過した日です。

但し、その症状が固定して治療の効果が期待できない状態に至ったと判断された場合には、原則の1年6か月より前でも障害年金が支給される場合があります。

具体的には以下のような場合です。

  1. 人口透析については、透析開始から3か月を経過した日。
  2. 人工骨頭・人口関節については、挿入・置換した日。
  3. 人口肛門については、人口肛門を造設した日。新膀胱又は尿路変更については施行した日。
  4. 心臓ペースメーカー・人口弁については、装着した日。
  5. 四肢の外傷で切・離断したものについては、原則として切・離断した日(障害手当金を給すべきときは、創面が治癒した日)。
  6. 咽頭全摘出をした日
  7. 在宅酸素療法を開始した日
  8. 明らかに症状固定と認められる日

また、障害認定日において一定の障害状態に該当しなかった場合でも、65歳に達する日の前日までの間に一定の状態に該当すると、請求が可能となります。

障害年金受給診断

障害年金専門の社会保険労務士がご相談にのります

無料相談はこちらから!

メールでのお問合せ